今日はまた白峰へ行ってきました!前回行けなかったスポットへ。白峰は冬の雪だるま祭以外にもたくだん見どころがあるんですよー。私の好きな地域の一つです!
食堂 永清
まず一件目は私が気になっているお店。
おばあちゃんが1人できりもりする食堂!私、こういう長く年数頑張り続けているお店に目がないんです。
車で旧松任市内から1時間ほどで到着。期待どおり味のある建物。
中に入るとかわいいおばあちゃんが出てくる。
座ってすぐに「いらっしゃいませ〜暑いね〜今日はクマないよ〜」 。
ここはジビエ焼肉が食べれるお店。猪や熊のお肉が食べれます。 熊はあったりなかったり。他にもご飯ものや麺も充実していて、 お客のほとんどはカレーやラーメンを食べてました。
クーラーはないけど扇風機と入口と窓がからいい風が入ってきます 。少し暑いけどセミの鳴き声も聞こえて、 昭和の日本の夏って感じでとってもいい雰囲気!
メニューがたくさんあって迷っていると、おばあちゃんが「 ラーメンやったらいなりラーメン人気やわーお揚げ浮いてるやつな ぁ」。じゃあそれで!と即決。
ラーメンは中ストレート麺。これ写真では伝わらないけど、 スープがめちゃくちゃおいしい!! 鰹出汁が効いた甘みのあるスープ。 大きめに切ったネギと油揚げとがたくさん浮いています。
珍しくスープ飲み干してしまった笑
「カンパイコーク !!」のポスターに写っているのが店主。何年前の写真かな?とっても気さくでなおばあちゃん。
他にも手書きのひらがなのメッセージが愛らしくてほっこりします。
お店には白峰の観光地案内のパンフレットがたくさん。どこのお店にもあるし、地域全体で観光業を頑張っている。高齢の人が多いけどパワーがあってすばらしい!
パンフレットのデザインのセンスもよく、お店の顔付の写真、方言使いまくりの案内が可愛い。もちろん2番に永清のおばあちゃんもいます。
やっぱりいなりラーメン人気なんだね!
会計の時におばあちゃんと立ち話。昭和50年から43年もお店をしているそうです。 今日は公民館からたくさん注文もらったんだけど孫がお休みで手伝 ってくれて助かってるよ〜 オムライス6つは一人で大変だからね~と話す。地元の人に愛されているお店。
とてもお若くて可愛らしいおばあちゃんでした。 これからも長くお店をがんばってほしいですね!
Information
食堂 永清
営業時間:11:00~
住所:石川県白山市白峰ヌ 白峰ヌ−60−1
電話:076-259-2056
※営業時間、熊肉の確認は事前電話が確実です。
次に白峰で有名な天然記念物を見たくてこちらへ。お店から車で15分ほどでした。
百万貫の岩
昭和9年に起きた手取川大洪水の時に流れてきたという巨大岩。
落石注意の看板がたくさんあるスリルのある道をドライブ。左側に続く川がきれい!!
永清のおばあちゃんいわく、雨がたくさん降った後は通行止めになって行けないそう。先週たくさん雨降ってたけど、ちょうど今日は通行止め明けでいけるはずだよ~って。セーフ!
看板が出てくるので簡単にこの場所を見つけられます。遠くからも巨大岩が存在感大。ちなみに携帯は圏外でした。
車を駐車場lに止めて岩まで歩きます。
ホントにでかい。。。高さ16m、重さ4839t、流出岩としては日本最大級。 こんなの流れてくるとか自然の力は本当に恐ろすぎる。。。
なかなか見れないものが見れました!大地のパワーGET!!
駐車場に戻ってトイレに貼ってある面白い看板に気づいた。
「バイオのトイレ。使用後は必ずペダルを20回、後ろへ10回回してください。」どうゆうこと!?
中を見てみると自転車がwwwこんなトイレがあるんだね~面白い!
ひょっとしてライターのおばたさんが参加したワークショップのこのトイレかな?「コンポストトイレDIY見学会と、お米さん大好き!おむすびやっちゃんの話。」
ひょっとしてライターのおばたさんが参加したワークショップのこのトイレかな?「コンポストトイレDIY見学会と、お米さん大好き!おむすびやっちゃんの話。」
Information
百万貫の岩
住所:石川県白山市白峰町
駐車場:大型車1台 小型車5台
ここから道を戻ってノスタルジックな白峰地区の伝統建造物を見にこちらへ。
白峰は重要伝統的建造物群保存地区なので建物見学は外せません。
白山ろく民俗資料館
一言でいえば”白山麓の生活がわかる博物館”こちらの施設は江戸から明治時代にかけて建てられた白山麓の古民家が6件移築されています。岐阜の高山のかやぶきの家も素敵だけど、ここは人が少ないので穴場!
まず受付でチケットを買います。通常は一般260円ですが、ご飯やさんやお土産屋さんにだいたいこちらの割引館(150円券)が置いてあるので、観光前にパンフレットや割引券をGETしてから観光するのをオススメします。
1展示室
受付横の展示室では白山麓地方の生活と歴史が解説されており、見ごたえ十分です。ビデオでも見れるので分かりやすい。
色んな展示があり、白峰と桑島のお祝い事に食べるご飯まで。山盛りご飯がいい感じ。
2 杉原家(1864年建築)
どの家も中に上がって間取りを見て回ったり、実際に使用されていた生活用具を目にする事ができます。
杉原家家は3階建でとんでもない広さです。300坪超えの県下最大級の民家。大規模な養蚕(ようさん)から酒造業などなど手広くやっていたそう。
あの屋根上まで行くハシゴ怖いね〜
二階にもたくさんの展示物がたくさんありました。冬の間の内職の機織り。養蚕も重要な収入源だったそうです。
下に降りる階段がなかなか怖い。ロープを使いましょうの看板。
台所もいい感じ。家のサイズのわりにキッチンはコンパウト笑
3織田家(明治初期建築)
白峰の商家さんで明治初期から生活用品の販売を行っていたそう。こちらも間取りを見てもらったら分かるけどでっかすぎるお家。
座敷と仏間の襖絵がすごいです。古くて味があるけどよく綺麗に残ってるな〜
4長坂家(明治5年建築)
日本昔ばなしに出てきそうな雰囲気でテンション上がりました。横には川が流れ、家の前の畑は作物が育てられていて今でも誰かが住んでいそうな感じ!
こちらは永住出作り農家です。村に住居を持たず1年を通じて山地に住み生活する者を永住出作りと呼ぶそうです。
5小倉家(江戸時代初期建築)
明治から江戸にタイムスリップ。説明書きには建築物の手法が色々説明されていて素人の私には分かりませんが建築に携わっている人はもっと楽しめるんだろな〜
この家は土蔵作りで火事には強いのは分かったw
↓↓ ちびトトロがメイに追いかけられるシーンを思い出します笑
6表家(江戸時代末期建築)
美しい!!!蓮の池と家がアート!!
7尾田家(1862年建築)
珍しい家の作り。こちらも永住作りを営んでたそう。中に囲炉裏を囲んだ人形が何人かいてちょっと怖かったなww
昔の生活は現代とは違っていますが、本当に人間は賢いというか、自然の理にかなった暮らしぶりには、感心します。
今は本当に便利な世の中だなぁ。その反面自然と過ごす時間が減っているのは悲しいけど。
自給自足生活ののんびり生活にあこがれちゃう。
この施設は建造物に興味がなくても楽しめます。昔にタイムスリップして昔の人々の生活が見えておもしろい施設。
紫陽花もきれいだったし、池や木々の整備もすばらしい。ここは行く価値ありです!
Information
白山ろく民俗資料館
営業時間 : 午前9時から午後4時30分まで(入場は午後4時まで)
休館日 : 毎週木曜日(木曜日が祝日の場合は開館、翌日休館)、冬期休館( 12月11日~3月9日)
入場料 : 一般の方260円/65歳以上の方200円/団体(20名以上)200円/高校生以下の方 無料