こんにちは!
ライターのおばたみなこです。
今回はちょっと風変わりなイベントへ行ってきました。
その名は「コンポストトイレDIY見学会」
コンポストトイレとは、水を使わず、電気も使わず、排泄物を分解して堆肥にすることができるバイオトイレのことです。
そのコンポストトイレを自分で作ってしまおう!というワークショップの見学会でした。
開催場所は白山市立一ノ宮公民館。
主催者は「おむすびやっちゃん」こと坂山保之さんです。
白山市で手づくり生活ユニット「のやのて」として、ほっこりお弁当を作ったり、土鍋ごはん体験講座などを開催しているやっちゃんが、和歌山県の熊野から、コンポストトイレRELIFEの製作者である、モーリーこと森 雄翼さんを呼び寄せて実現したワークショップ。
なんと!モーリーのコンポストトイレDIYワークショップは、ここ白山市での開催が世界初!!…と、おむすびやっちゃんが力説してました!
DIYを始める前に、コンポストトイレの魅力や構造についてのお話を聞きました。
コンポストトイレを普通に買うと20万円もするそうですが、RELIFEは半分の価格です。
モーリーのぶっちゃけ開発秘話が面白かった!!
会場の雰囲気もとても良くて、みんなで声を出して笑いながらモーリーの話を聞きました。
講話を聞き終わり、DIYを始める前に小休憩。
おむすびやっちゃんとキタムラチカさんのおむすびとガトーショコラのふるまいをいただきました。
どちらもおいしかった~♪
サイズは小さいのに満腹感!米粉だから?
お水は白山さんの霊水飲み放題!
ふるまいのおむすびとガトーショコラに使われていた「おっぱい米」とは、安心して母乳育児ができるようにという願いが込められたお米です。
公民館の中庭でコンポストトイレのDIYが始まりました。
コンポストトイレRELIFEの完成品は10万円で販売されていますが、部品売りもあり、制作キットを購入することで、もっと安く仕上げることができます。今回は、その制作キットを使ったDIYの体験会です。
座面を切り出すところから自作していきます。
土台の部分は自分の好きな色に塗ることができます。
ミリ単位での調整。
これだけ手間をかけて作ったトイレ、愛着がわいて大切に使うこと間違いなしですよね!
子どもと一緒に作ってみたいなーと思いながら見てました。
撹拌機がついている容器の中に腐葉土やおがくずなどを入れ、そこで便を発酵させます。
尿は手前のタンクに溜めます。水分が入らないようにすることで、臭いを抑えることができるそうです。
完成形。オシャレーー!!
ラチェット式ハンドルを引くことで、腐葉土などが撹拌されるシステムです。
この、ラチェットの感触が気持ちよくて、何度も引きたくなってしまいます。
「いただいた命を土に返して、次の命につなごう」という思いで集まった人たちから、勉強になるお話をたくさん聞くことができて、とても有意義な時間でした。
このイベントの主催者おむすびやっちゃんはお米さん大好き人間!
なんだろう…。言葉で言い表すのが難しい、不思議な魅力を持った面白い人なんです。ライターなのに表現できなくて、ごめんなさい!
やっちゃんの田んぼの草とりお手伝いを募集していたので、翌日、こちらにも行ってきました!
不思議なやっちゃんのことをもう少し知りたかったのと、息子にとって良い経験になると思い、イベントの翌日に息子を連れて「農縁シナ」と名付けられた、鶴来駅近くの田んぼ&畑へ。
無農薬・手づくり農法の田んぼには雑草があちこちに生えています。その草とりをしました。
息子が手伝っているように見える写真を選びましたが、実際はおたまじゃくし探しと、やっちゃんに遊んでもらってただけです。
その代わりに私ががんばりましたよ!真夏日でしたが、田んぼの中は少し暑さが和らぐようで思ってたより辛くはなかったです。
親子で自然に触れて、楽しんできました♪
鶴来駅周辺は自然の中での生活ができて、利便性もある、良いとこ取りの地域だということを知りました。
白山さんの恵みに感謝して生きる人たちが多く、みなさん素敵です。
私も時々ここへ来て、感謝の気持ちを忘れないようにしたいなと思います。
スポット紹介
【白山市立一ノ宮公民館】
所在地:白山市白山町カ88−10
TEL:076-272-0037
参考情報
コンポストトイレRELIFE
http://offgrid.fun/relife/